水害対策 取手市
取手市で水害対策を考えた家作り
取手市で家作りを検討していたM様。
敷地は親御さんから譲り受けた場所で
建てることになりました。
取手市で家作りをしたM様が
気にしていたのは水害対策。
取手市は利根川・小貝川の大河が流れているので
場所によっては水害を考えなくてはなりません。
川からはかなり離れていたのですが、
取手市のハザードマップを見ると
大水害があった場合には
数十㎝の浸水が懸念されている場所。
最初は水害のない取手市内に
土地を探すことも検討したのですが、
予算が大幅に増加してしまうので、
元の土地で計画をスタートすることになりました。
基礎の高さを上げる家作り
敷地における水害対策というと
「土盛り」といって、
家が建つ部分の地面に土を盛って
高さを上げるという手法もありますが、
建てる場所によっては
「土地の高さを変更しない」というルールが
決められている場所だったので、その対策はNG。
採用した対策は
「基礎の高さを上げる」こと。
通常の基礎の高さは40㎝程度ですが、
それを60㎝にUPさせました。
皆さん土を20㎝盛るのと
基礎を20㎝UPさせるのと、
どちらの方がお金はかかると思いますか?
結論を申し上げるとほとんど費用負担は変わりません。
むしろメリットがあるケースも多いのです。
基礎高さを上げるメリットとは?
土を盛ると、盛った土が雨で流れないように
ブロック工事などが必要になるケースもありますが、
基礎を高くすれば、
敷地の高さは変わりませんので、
そのような出費も不要になります。
また、床下の高さが増えるので
メンテナンス性も高まるし、
ちょっとした収納にもカスタム可能です。
基礎をUPする費用的なデメリットとしては、
玄関ポーチの階段の段数が
1段~2段増えることぐらいでしょうか?
基礎の高さをUPする。
水害対策以外でもメリットがあるので
ぜひ参考にしてくださいね(^^♪