石岡市の果樹園では、みかんはりんごより標高の高い場所で育つ?!
こんにちは(^_^)
リアホームの植物担当、
鳥飼です。
今回も前回に引き続き、
リアホーム専任アドバイザーである
東ケ崎お勧めの移住候補地、
石岡市・八郷盆地の
「気温」について
お話しさせて頂きます。
茨城に住み始めて6年、
筑波山麓で
温州みかんを栽培する
果樹園があるのを
私は全く知りませんでした。
しかも、石岡市役所・
政策企画課の方が仰るには、
「筑波山麓東側斜面の
標高が高い方に温州みかん、
低い方にりんごを栽培する
果樹園もある」
とのこと。
普通に考えると、
完全に逆、ですよね。
筑波山麓の斜面で
一体何が起こっているのか。
そのキーワードは
「斜面温暖帯」、
初めて耳にする単語でした。
私がTVでちらっと見ていた
「福来(ふくれ)みかん」。
古来、筑波山麓に住む人々は、
まさに「斜面温暖帯」の存在を
認識し体感していて、
筑波山の中腹に
みかんを栽培してきたのでした。
すごい。
筑波山の
斜面温暖帯についての詳細は、
気候学や気象学の
研究者の方々の
学術論文にまとめられ、
ネットでも多数閲覧できます。
私が一番分かりやすいと感じた、
斜面温暖帯に関する
説明記事はこちら。↓
http://www.u.tsukuba.ac.jp/~ueda.hiroaki.gm/link-files/huan-jing-bao-gao-shu_zhu.pdf
斜面温暖帯ができる現象は
筑波山に限らず、
日本や世界各地の山地の斜面で
起こっているそうで、
国内ではみかんや
お茶の斜面地栽培と
深く関わっているそうです。
なるほど、
みかんもお茶(チャノキ)も、
温暖な気候を好み、
霜を嫌いますよね。
筑波山の斜面温暖帯は、
(その分野では)
全国的にも有名だそうで、
筑波大学の研究室では、
1年を通して
筑波山の東西南北の斜面で
気温の観測を行い、
結果は学術論文に
まとめられています。
次回は、この「斜面温暖帯」
について、
更に詳しく、わかりやすく
お伝えできればと思います。
お楽しみに!
石岡市や桜川市、つくば市など
美しい里山の風景が残る
筑波山麓に移住したい、
マイホームを建てたい!と思ったら、
まずは「リアホーム」に
お気軽にご相談くたさい。
約20年の実務経験を持つ、
お客様専属のアドバイザー・東ヶ崎が
「本当に欲しい家」を
カウンセリングスタイルで
一緒に見つけていきます。
「家づくりは、
楽しくなければもったいない!」
がモットーの東ヶ崎。
理想のマイホームを
ご一緒に、楽しく、
作っていきましょう。
私も楽しみながら
引き続き、
移住計画を進めていきたいと思います!