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石岡市・八郷盆地の「斜面温暖帯」の実態とは?

更新日 : 2021.03.07
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こんにちは(^_^)
リアホーム・住まいの窓口
植物担当の鳥飼です。

今回も前回に引き続き、
リアホームの
専任住宅アドバイザーである
東ヶ崎お勧めの
筑波山麓の移住候補地、
石岡市の八郷盆地について
お話しさせて頂きます。
 
筑波山麓に
みかんの果樹園があるとは、
本当に驚きました。
その理由も、ざっくりとですが
わかってきました。
 

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筑波山麓の
斜面温暖帯に関する研究は
古くから行われているそうで、
上の図は何と、
今から70年も前の1950年代、
約3年にわたり、
当時の農林省が
気象庁の水戸測候所などと協力して
観測したデータを
図化したものです。

1月の最低気温の月平均値が
筑波山の標高と共に
記されています。
 
筑波山を挟んで右側が
八郷盆地(柿岡盆地)、
左側が関東平野(桜川市)です。

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ピンク色の部分が、
筑波山の東西と南の斜面で
最も温かい、−1℃のエリアです。

つまり、当時の筑波山麓の
斜面温暖帯の中で、
最も標高の高いエリア
ということになります。

筑波山の山頂付近と、
八郷盆地の平野部の
平均気温が同じ−4℃というのも
とても不思議な感じがしますね。

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純粋に、気温減率だけを考えると
877m✕0.65=約6℃、
盆地の平野部より山頂の気温は
低くなる計算なのですが。
これぞ、斜面温暖帯の仕業!

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更に、筑波山麓の東西で
斜面温暖帯の標高に
違いがあるのが
興味深いです。

東側、つまり八郷盆地側は
斜面温暖帯が平野部から
標高約200mまでの間に
ぎゅっと濃縮されています。
そして、十三塚果樹団地は
この斜面温暖帯の中に
すっぽりと入っています。

八郷盆地の平野部から
ほんの100m程度、
標高の高いところに来ただけで
最低気温が3℃も上がるとは。
 

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また別の学術論文によると、
2007年2月21日から22日にかけて
気温の調査を行った結果、
八郷盆地の平野部(標高25m地点)と、
十三塚果樹団地のある
標高100m地点とでは
22日午前5時半頃には
約3℃の気温差があり、
午前8時半頃には約5℃の
気温差が生じていたそうです。
 
十三塚果樹団地は
筑波山の東側斜面であるため
朝日を全面に浴びて
日の出後に気温が上昇し、
八郷盆地の平野部には
冷気湖が留まっていたので
日の出後の気温差が
大きくなったのでしょう。
 

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八郷盆地の端に位置しながら、
温暖な冬を迎えられる
十三塚果樹団地。

実際に足を運んでみました。
続きはまた次回に!
 

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美しい里山の風景が広がる
石岡市の八郷盆地。
「にほんの里100選」にも
選ばれています。

そして、石岡市の他にも
つくば市や土浦市など、
筑波山を望む自然豊かなエリアは
まだまだたくさんあります。

そんな筑波山麓エリアに
移住したい、
マイホームを建てたい!
はたまた、新築ではなく
空き家をリフォームして住みたい!
と思ったら、
まずはリアホームに
お気軽にご相談くたさい。

20年の実務経験を持つ、
住宅アドバイザー・東ヶ崎が
マイホームづくりの
ノウハウ伝授よりも
まず先に、
「自分が本当に建てたい家」を
カウンセリングスタイルで
お客様と一緒に見つけていきます。

理想のマイホームを
一緒に作っていきましょう。
私も楽しみながら
移住計画を進めていきたいと思います!
 

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